SANPU BLOG

30歳突入を機に始めた共働き社畜の雑記ブログ ~旅行、子育て、便利グッズ、お金の話、その他戯言を気ままに発信~

ウクライナとロシアの戦争情報をニュースで見ていると、戦争は時代遅れのように感じる。

SANPUです。

 ウクライナとロシアの戦争が続いており、穏やかではない世界が続いている。停戦の協議もされているような感じみたいだが正直どうなっていくのかよくわからない。 

 最近、ニュースを見ていて「戦争ってもはや時代遅れじゃないか!?」と思うことがある。

 ロシアが軍隊をウクライナに進めて日々攻防を繰り返しているが、他の国はロシアへ経済制裁を次々に決定している。日本企業も海外企業も次々にロシアでの事業停止を決めている。さらに先日、ロシアをSWIFTから排除したというニュースがでた。

 自分は無知であまり詳しくないのだが、SWIFTとは国際銀行間通信協会のことで、銀行などが海外送金する際に利用する世界的な決済ネットワークとのことだ。世界の1万1000以上の金融機関が利用し、決済額は1日に5兆ドルにも及ぶらしい。もし、SWIFTから排除されると、その国の企業は海外との決済ができなくなり、貿易が困難になる。石油や天然ガスの輸出に依存しているロシアは、貿易ができなくなることで経済や財政に大打撃を受け破綻に追い込まれる。このように影響力が大きいことから金融版の核兵器とも言われているようだ。また、SWIFTの排除を決定したことで、ロシア通貨のルーブルの信用が落ちて暴落し、ルーブルが紙屑のようになるかもしれないとのこと。そうなればロシアは経済が立ち行かなくなることで非常に危機的な状況になるみたい。

 これらを聞くと、昨今のグローバルな社会では戦争するまでもなく、ひとつの国をいとも簡単に経済的に殺してしまうことができるのだと思った。逆に恐ろしいことではあるが、戦争という大掛かりな戦いをして市民の命を危険に冒し街を破壊するようなことをするのはもう無駄なんではないかと感じる。

 ただ、経済的に殺すといっても結局は市民にダメージがいくことも忘れてはならないのだとは思う。各国企業の事業停止に伴い、ロシア市民はマクドナルドでの食事もできなくなるし、Amazonでのショッピングもできず、Googleなどのサービスも停止され、YouTubeなどの娯楽も取り上げられている状態だ。今の時代、海外企業のサービスが使えないと非常に不便な生活になってしまう。また、SWIFTから排除されルーブルが無価値同然のようになると、今まで貯めた資産も激減してしまう。日本人がほとんど「円」で貯金しているように、ロシア人は「ルーブル」で貯金していると思われる。今回のSWIFT排除で1ルーブルが約1.6円から一時約0.8円とほぼ半値になっていた。全貯金が一瞬で半分となることを考えると非常に恐ろしい。国民としては黙っていられないだろう・・・

 今後ロシアがどうなってしまうのかはわからないが、経済的に一瞬で瀕死状態にできてしまうなか、時間と労力をつかい戦争するのはもう時代遅れなんだろうと思う。そうはいっても、戦争でも経済制裁でも国民が一番の犠牲になってしまうのはいただけない。

 早く平和な世界に戻って欲しいものです。

以上です。