どうも、SANPUです。
共働き社畜夫婦の我が家で買って便利だった時短グッズの紹介です。
今回紹介する社畜の味方は食洗器です。
既にもっている方もたくさんいるとは思いますが、
中には皿洗いなんてそんなに手間ではないから別にいらないと思っているかたもいるでしょう。
実は自分も元々その考えでした。
皿洗いと言ってもそんな大量にお皿があるわけではなくそんな手間とは思わない。
しかもフライパン等の調理器具は結局洗うんだからそのついでに洗うだけじゃん!という考えでした。
ただ、いざ買ってみたらもう戻れません。便利すぎました。
その手間とはあまり感じない少しの時間を短縮できることが忙しい共働き社畜にとっては素晴らしいのです。
皿洗いはそんなに苦じゃないから別に無くてもいいんだけど、と考える人にこそおススメしたいものだと思います。
また、食洗器を使うことで冬場に冷たい水に耐えることもなくなりますし、手荒れに悩むこともなくなります。
もう一つ大きいのが水道代です。実は手洗いよりも食洗器を使った方が水の使用量は少なく済み水道代を抑えられるみたいです。
そんな社畜の味方である食洗器の種類や我が家が買った商品の紹介と使ってみた感想を書いていきます。
食洗器とは?どういった種類があるか?
設置方式による大分類
まず大きく分けて2つあります。
1.据え置き型
こちらはキッチンに後付けで置くタイプです。場所はとりますが、賃貸のかたなどはこちらしか選択肢にないと思います。
2.ビルトイン型(キッチン一体型)
こちらはキッチン一体型のタイプです。新築やマイホーム持ちの人はキッチンを新調し設定することができます。
我が家は賃貸なので2は選択肢にありませんでしたので1の据え置き型を使用しています。
給水方式による中分類
1 の据え置き型の中でも大きく2つに分かれます。
1-A.自動給水式 食洗器
こちらが通常の食洗器となります。「分岐水栓」と言われる部品を使用し水道と食洗器を直接つなぎ、自動で給水するタイプです。簡単な工事が必要になります。工事と言っても大掛かりなものではなく、水道に分岐水栓をつけるだけです。商品の種類も多く、少人数のコンパクトなものからファミリータイプの大容量のものまで種類が豊富です。
1-B タンク式 食洗器
こちらは工事不要のタイプになります。食洗器にタンクがついており、使用する前に毎回タンクに水を入れる必要があります。こちらは少人数のコンパクトなタイプしかありません。
我が家は自動給水式の食洗器を使用しています。据え置き型の人はだいたいこちらを使用されると思います。何か事情があり、分岐水栓を使用できないかたがタンク式を選ぶことになると思います。正直、タンク式は毎回給水するのがめんどくさいと思います。食洗器は時短のための機械なので手間をかける要素は少しでも排除した方が良いと思いますので、自分としてはタンク式は正直あまりおススメできません。
どのような製品があるか?
自動給水式でどのような商品があるのか紹介します。
食洗器はそんなにメーカーや種類が無いのでそれぞれのタイプでほとんど製品が決まってきます。
下記でだいたい網羅できていると思います。
まずはメーカーです。ほとんどこの2つと考えて良いでしょう。メーカーごとに「何とか洗浄」とか名前の付いた機能はありますが、そんなに大差ないと思いますので容量とちょっとした特徴で決まると思います。その他、運転時間、使用水、静音性能など細かいところを気にすれば商品によって多少変わりますが、劇的に変わることはないでしょう。
①パナソニック
定番のメーカーです。据え置き型の自動給水型の食洗器であればパナソニックの独壇場みたいなものだと思います。
サイズによって下記種類があります。
〈約5人用(食器点数 40点、容量 50L、幅550×奥行344×高さ598(mm)):左からNP-TZ300,NP-TH4,NP-TA4〉
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こちらがレギュラータイプとなる約5人程度の食器を洗うことができる商品。かなり大きいためキッチンスペースを圧迫しそうではあるが、大は小を兼ねるため、設置スペースが確保できるのであればこちらがおススメと思います。フライパン等の調理器具もまとめて洗えそうです。機能・お値段の違いで3種類あります。大きな違いは下記です。(その他にも細かい違いはありますが大きな差は無いと思われます。)
NP-TZ300:最上位機種。標準仕様から追加で、ナノイー機能、高温の80度ですすぐ機能、熱に弱いプラスチックを洗うための低温ソフトコース、自動で節電をしてくれるAIエコナビ機能、自動ドアオープン機能などがついています。
NP-TH4:上位機種。標準仕様から追加で、高温の80度ですすぐ機能、逆に熱に弱いプラスチックを洗うための低温ソフトコース、自動で節電をしてくれるAIエコナビ機能などが追加でついています。
NP-TA4:標準機種。ベースとなる仕様。
〈約4人用(食器点数 24点、容量 36L、幅550×奥行290×高さ500(mm)):NP-TSK1〉
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こちらはスリムタイプとなっており、5人用の機種に比べて奥行きと高さが少し小さい商品です。設置スペースは広くはないが、たくさん食器を洗いたい人向けの良いとこどりの商品。機能としては、NP-TA4から低温ソフトコース、AIエコナビ機能が追加された感じ。
〈約2人用(食器点数 18点、容量 24L、幅470×奥行300×高さ460(mm)):NP-TCR4,NP-TCM4〉
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こちらはプチ食洗という商品名となっており、小さめの商品です。設置スペースは無いが食洗器を置きたいという人向けの商品です。一人暮らしや夫婦のかたにおススメできると思います。機能・お値段の違いで2種類あります。大きな違いは下記です。(その他にも細かい違いはありますが大きな差は無いと思われます。)
NP-TCR4:プチ食洗機の上位機種。標準仕様から追加で、低温ソフトコース、AIエコナビ機能などが追加でついています。
NP-TCM4:プチ食洗機の標準機種。ベースとなる仕様。
②AQUA
パナソニック以外の選択肢はここくらいしかないと思います。中国のメーカーです。元は三洋電機ですね。約4人用のものしかありません。
〈約4人用(食器点数 24点、容量 34L、幅485×奥行390×高さ475(mm)):ADW-GM3〉
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パナソニックと比較し、AQUAの特徴としては、乾燥が送風乾燥というところです。要はヒーターレスのため冷たい風で乾かします。そのため、熱に弱い食器が使用できるという利点はありますが、完全に乾燥できない心配がありそうです。。
ただ、パナソニック製に比べるとデザイン性は良いと思います。その他機能には大きな差は無いと思います。送風乾燥という点もあるため、デザイン重視の人以外にあえてこちらを選択するメリットはないかな・・・と思いました。
我が家で買ったのはプチ食洗器、購入の決め手は!?
買ったのはパナソニックのプチ食洗器です。AQUAは送風乾燥ということで、乾ききらないと別で乾かす手間がかかる心配があるので速攻で選択肢から外しました。本当は大きいサイズを置きたかったのですが、設置スペースの観点からプチ食洗器しか選択肢がありませんでした。
また、下位機種のNP-TCM4を選択しました。時短のため洗えれば良かったのでAIエコナビや低温コースは必要性を感じなかったためです。
我が家ではキッチンも狭く、キッチンに置くと調理場所がなくなってしまうため、写真のように置いています。我が家のキッチンはカウンターチックだが、カウンターが無い謎仕様のため、棚を置いて食洗器を設置しています。
賃貸でキッチンが狭く置くスペースが無いとあきらめている方は、この方法で対応できると思います。
使用してみて良かった点・悪かった点
良かった点
①食後にゆとりの時間が少しできました。
「皿洗いなんで数分から10分程度だし、そんなに変わらないでしょ。」と思ってましたが、意外にその短時間でも食後にゆとりが生まれるのは心地が良いものです。皿洗いはそれほど苦じゃないと考えている人もいるとは思いますが、心のどこか奥底には「めんどくさいなー」という気持ちがあるはずです。食べ終わった後に、「食器洗わないと。」と考える必要もなくなるので、気分は良いですよ。
②スピーディーコースで短時間でも十分キレイになる。
最初購入する際、標準コースで洗いから乾燥まで100分程度というのを見たときは「長すぎ!」と正直思いました。ただ、本製品はスピーディーコースも設定でき、それだと洗いから乾燥までは60分程度です。
スピーディーコースだと汚れが洗いきれないのでは!?と思うかもしれませんが、全然大丈夫です。
以前、カレーを食べた後のカレーがこびりついた食器を夜に洗い忘れて朝まで放置してしまったこともありましたが、翌朝にスピーディーコースでキレイになりました。
我が家では購入してからスピーディーコースしか使用したことがありません。
カレー以外にも夜食べて、翌朝食洗器を回すことは結構あるのですが、汚れが落ちてなかったことは今までなかったです。
[参考]
標準コース:洗い(約0分)→すすぎ(約40分)→乾燥(約30分)
スピーディーコース:洗い(約10分)→すすぎ(約20分)→乾燥(約30分)
③生後間もない赤ちゃんが眠る
これは予想外のメリットですが、生後間もない頃、赤ちゃんが食洗器の音で寝てくれました。食洗器を使用すると「ザブーン・・・」という水の音やモーターの音がします。それが心地よいのかスヤスヤと寝てくれました。
④洗剤による手荒れを心配することが無い
自分は肌が激弱なので手洗いだとすぐに洗剤負けしボロボロになります。食洗器を使うようになってから、多少良くなりました。(肌激弱すぎて、冬場は食器を洗わなくてもボロボロなんですが・・・)
⑤冬場冷たい水に触れなくてよい
これ、地味に嬉しいですよ。冬場の水道水による皿洗いは拷問レベルだと思ってますので、非常に助かります。手洗いでお湯を使うとガス代も掛かりますし。(プロパンの我が家には痛手・・)
⑥水道代の節約になるらしい
これはあまり比べてないので実感が無いが、安くなるらしい。手洗いの場合は水道を流しながら洗うが、食洗器は同じ水である程度すすいでいる感じなので確かにそうかもしれない。
悪かった点
①わかってはいたが食洗器の容量が小さい
やはり設置できるなら大きいサイズにすればよかったと思いました。
食器を少ししか使用していない場合は丁度よい良いのですが、たくさん使ったり大きめの皿を使用したりすると食器をすべて食洗器にいれるのに手こずります。最初の頃は狭いスペースの中に食器をより密に配置するように考えながらいれてました。ただ、慣れてくると自然に効率的な配置で入れれるようになってきます。
本当はフライパンなどの調理器具もまとめて入れて洗いたかったのですが、それは入りきらないのでしょうがなく別で洗っています。大きいサイズであればすべて入るのになぁーと思いはしますが、食器分減るだけでかなり楽になります。
ですが、断然大きなサイズをおススメします!
②意外と作動音は聞こえる
食洗器使用中はテレビの音量を5くらい上げないと聞き取れません。これは部屋の間取りにもよるとは思います・・・
ただ、乾燥時はそれほど気にならないのでスピーディーコースの場合、洗い&すすぎの30分程度だけですしそれほど苦にはなりません。外出時やお風呂の間に使用すれば関係はあまりないです。
③狭い部屋にはそれなりに圧迫感はある。
自分は気になりませんが、人によっては気になるかも。大きいサイズであれば圧迫感を感じるかもしれません。
最後に
もう、食洗器が無いころには戻れません(笑)
「皿洗いなんてたいした手間じゃないので食洗器なんて無くても良い。」と考えるような人にこそおススメしたいです。自分もその考えでしたが、180度考えが変わりました。特に共働きで忙しいかたには必須アイテムになると思います。社畜には少しでも時短を達成し少しでも生活にゆとりをつくることは大切と思います。
食洗器は無くても別にいいやと思い込みがちだが実際に使ってみると、便利で元には戻れなくなる代表的な家電だと思います。